福山市にある無人島・宇治島での清掃活動で集められたにゴミを使って、アーティスト「淀川テクニック」が現代アート作品を制作。
鹿の骨とプラスチック片を使って鹿のオブジェを作ったり、 ナイロンや空き缶を使って魚のオブジェに見立てたりと、自由な発想で生み出されるゴミアートは必見!
また、清掃活動の参加者による島の自然美をうつした写真や動画、海の漂流物を研究する、鳥取環境大学の研究内容も展示。
子どもが楽しめる島の景色をモチーフにしたぬり絵などもあるなど、様々な角度から瀬戸内の島と海の魅力を伝えます。
同時に私たちの周りの環境問題についても考えることができる、有意義かつ楽しい企画展です。
【無人島・宇治島って?】
鞆の浦から8キロ離れた沖合にある無人島で、孔雀と鹿が生息する自然美溢れる島。
瀬戸内海を漂流するゴミが集まりやすい場所にあるため、砂浜には流木から家電などの粗大ごみも打ち上げられています。
島に打ち上げられた漂流物は、流木・発砲スチロール・劣化プラスチック・缶・ビン・ビニール袋などが多数。
その他ソファやテレビ、冷蔵庫などの粗大ごみもあります。
【宇治島サニーアイランドクリーン作戦】
宇治島を守る民間団体「宇治島クラブ」が主体となって、毎年7月の海の日に専用の船をチャーターして、宇治島の海浜清掃を行っています。
1984年からスタートしたイベントは、毎回200名を超える市民が参加。
アート作品の一部は、今年30回目を迎えたクリーン作戦で回収したゴミの一部を使用しています。
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