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故郷である山陰地方を拠点に、生涯「アマチュア」を自負し、とりわけ砂丘に人物を配置した独特な演出写真で知られる写真家、植田正治(1913-2000)。
海外に及ぶ高い評価の半面、これまで切り込んだ評論の少なかったこの写真家を、生誕100 周年を機に「つくりかた」を基点として読み直す回顧展。
会場: 東京ステーションギャラリー
会期: 2013年10月12日~2014年1月5日
成相肇 (なりあい・はじめ)
東京ステーションギャラリー学芸員/基礎芸術。1979年生まれ。
府中市美術館学芸員を経て、2012年より現職。専門は岡本太郎を中心とする戦後日本のアヴァンギャルド。主な企画展に「石子順造的世界―美術発・マンガ経由・キッチュ行」(府中市美術館、2011-2012、第24回倫雅美術奨励賞受賞)、 「富永大尚+末井史裕+冨田大彰+森井浩裕+末田史彰+森永浩尚」 (switchpoint、東京、2010年)、「不幸なる芸術」(switchpoint、2011年)がある。
植田正治(1913-2000)。戦前に確立した並行・並列に人物を並べた「植田調」と呼ばれる演出写真で知られ、フランスをはじめとする海外でも高く評価される日本を代表する写真家。
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