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上木原堅一 「高橋コレクション展 マインドフルネス!」
Kenichi Kamikihara [ TAKAHASHI COLLECTION Mindfulness! ]

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About the Exhibition

 鹿児島県霧島アートの森では、夏の特別企画展として「高橋コレクション展 マインドフルネス!」を開催します。日本屈指のコレクター、精神科医・高橋龍太郎氏により収集され、2000点にも届くといわれる「高橋コレクション」は、日本の現代美術を俯瞰する上で欠かすことのできない貴重な作品を数多く含み、国内外でその重要性が認識されています。2008年に当館で開催した「ネオテニー・ジャパン 高橋コレクション」展は...

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会場: 鹿児島県霧島アートの森

会期: 2013年 7月12日~2013年9月1日

About the Speaker

上木原堅一 (うえきはら・けんいち) 1974年鹿児島県生まれ。 2003年鹿児島大学教育学部学校教育教員養成課程美術科卒 2004年より鹿児島県内の高等学校にて美術教諭として勤務。 2011年より鹿児島県霧島アートの森の学芸員として勤務。 20011年「八谷和彦展 OPEN SKY IN KIRISHIMA」、2012年「加藤泉展 SOUL UNION DELUXE」を担当

About the Artist

02;36  草間彌生 09;00 松井えり菜 13;30 鈴木ヒラク 19;54 小出ナオキ 31;04 Chim↑Pom 精神科医 高橋龍太郎(たかはし・りゅうたろう)  私たちがアートという対象を知るときに、わきおこる解釈、評価、感情の殆どに個人的な(文化的な、集団的な)バイアスがかかるため、アートを「ありのまま」に知覚することは困難です。この既成の判断やとらわれを一旦かっこに入れ、あるがままにアートを受け入れることを「マインドフルネス!」と名付けました。  「今、ここにあることの気づき」は北伝仏教の瞑想の基本テーマですが、それを最近の認知行動療法では、マインドフルネスという言葉で表現して取り入れています。このような気づきを得ると、今まで気になっていた世俗的な悩みが現実を適切に反映したものでなく、それが自分の中心的側面でないと気づくことができます。それを脱中心化といいます。  私たちのアートに向かう姿勢こそ、マインドフルネスであるべきでしょう。アーティストが作品をつくるときには気づきや脱中心化がおきているともいえます。  コレクションという行為自体もそう言われればマインドフルネスそのものではないでしょうか。 草間彌生 (くさま・やよい) http://www.yayoi-kusama.jp/ 松井えり菜 (まつい・えりな) http://www.erinamatsui.com/ 鈴木ヒラク (すずき・ひらく) http://www.wordpublic.com/hiraku/ 小出ナオキ (こいで・なおき) http://www.tomiokoyamagallery.com/artists/koide/#fragment-10 Chim↑Pom (ちんぽむ) http://chimpom.jp/

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